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こんにゃくゼリー こんにゃくぜりー

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知恵蔵2015の解説

こんにゃくゼリー

原料にコンニャクを使ったゼリー菓子。一口サイズのミニカップに入ったタイプが、多く市販されている。食物繊維を手軽に摂取できるなどと人気があるが、子どもや高齢者がのどに詰まらせて死亡する事故が起きており、事故防止に向けた取り組みが進められている。
コンニャク主成分の食物繊維グルコマンナンは、俗に便秘解消やコレステロールの吸収抑制に効果があると言われている。高粘性の多糖類で、こんにゃくゼリーにはゼラチンなどのゲル化剤と混合して用いられている。
こんにゃくゼリーによる窒息事故は1995年以降2008年10月までに54件が確認されており、うち死亡事故は22件あった。国民生活センターは、コンニャクを使わないゼリーよりも弾力性が強いことなどから、咀嚼(そしゃく)力の弱い子どもや高齢者の事故の危険性をたびたび警告してきた。業界では、コンニャク粉の使用割合を減らしたり、子どもや高齢者に食べないよう促す警告表示を行うなどしてきたが、08年まで毎年のように死亡事故が発生していた。この背景には、JAS(日本農林規格)法や食品衛生法による規制が食品の表示や衛生面にとどまり、硬さやサイズの規制がないことが指摘されており、法のすき間で起こる重大事案として、09年の消費者庁創設の一因にもなった。
この流れを受けて、食品安全委員会は09年、内閣府の依頼により窒息事故の多い食品の安全性の検討に着手。10年6月、こんにゃくゼリーの危険性を餅に次ぎアメと同程度などとする評価結果を消費者庁へ通知した。消費者庁は同委員会の答申も踏まえてプロジェクトで対策を検討し、10年7月、ミニカップゼリーの多くが「安全性を欠いている」として、リスク低減のため形や硬さなどの指標を作成することを決め、法整備の可能性も示唆した。
海外では、ミニカップタイプのこんにゃくゼリーの輸入禁止(米国)やミニカップゼリーへのコンニャクの使用禁止(EU、韓国)などの措置が取られている。 

(原田英美  ライター / 2010年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

こんにゃくゼリー

1990年代に商品化が進み、弾力に富む食感や低カロリーの宣伝で人気を集めた。国の2007年の調べでは、年間市場規模は約108億円で、マンナンライフは業界最大手。のどに詰まらせる死亡事故は95年から22件起きたが、今回訴訟となった男児以降は確認されていない。

(2012-05-25 朝日新聞 夕刊 1社会)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
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和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典の解説

こんにゃくゼリー

寒天やゼラチンの代わりにこんにゃくの粉末を用いて果汁などを固めたゼリー状の菓子。一般的なゼリーよりも強い独特の弾力性がある。食物繊維が豊富で整腸作用があるとされ、また菓子としてはかなり低カロリーであるためダイエット中に好まれる。

出典|講談社
(C)Kodansha 2010.
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