デジタル大辞泉 「コンパニオン診断薬」の意味・読み・例文・類語 コンパニオンしんだん‐やく【コンパニオン診断薬】 個々の患者に対する医薬品の効果や副作用のリスク、適切な投薬量を予測するために、実際に投薬を開始する前に行う検査で使用される診断薬。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
知恵蔵mini 「コンパニオン診断薬」の解説 コンパニオン診断薬 患者への投薬に際して使用される体外診断用医薬品の一種。特定の医薬品がその患者に有効であるかや、重大な副作用のリスクの有無、最適な用法・用量などを遺伝子レベルで診断することができる。21世紀に入ってヒトゲノムが解析されて以降、体内の特定のタンパク質を標的とする分子治療薬とあわせて開発が進んでいる。コンパニオン診断薬と分子治療薬の併用によって、がん(癌)など患者ごとに要因が多岐にわたる疾患にきめ細かく対処できる、いわゆる個別化医療の推進が期待される。 (2019-9-26) 出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報