コーンウォリス砦(読み)コーンウォリスとりで

世界の観光地名がわかる事典 「コーンウォリス砦」の解説

コーンウォリスとりで【コーンウォリス砦】

マレーシアペナン島北東端にある砦跡。砦のある場所は、ペナンの発見者であるイギリス人のフランシス・ライトが1786年に上陸した地点で、1786年にイギリス軍により、外国勢力や海賊から島を守るために造られた。当時は木の防御柵の砦だったが、1810年ごろに囚人労働者によって石壁の砦に改築された。現在、砦跡には巨大な石垣マラッカ海峡砲門を向けたオランダ製の大砲が残っている。また、砦跡内のメモリアルギャラリーには、当時の要塞見取り図などの資料が展示されている。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android