ゴム配合剤(読み)ゴムハイゴウザイ

化学辞典 第2版 「ゴム配合剤」の解説

ゴム配合剤
ゴムハイゴウザイ
compounding agent, compounding for rubber

ゴム製品物性目的に応じて調整するために,生ゴムに混合される薬剤配合剤といい,次の8種類があげられる.
(1)加硫剤,
(2)加硫促進剤,
(3)補強剤
(4)軟化剤
(5)着色剤
(6)増量剤,
(7)老化防止剤
(8)その他スコーチを防止する焼け防止剤,釈解剤発泡剤など.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

世界大百科事典(旧版)内のゴム配合剤の言及

【ゴム】より

…天然ゴムの場合には製造工程や輸送途中でごみ,小石,木片などの異物が混入する可能性が高いので,これらを除去するため,素練りのあと30メッシュ程度の金網をそなえたストレーナーを通す。 素練りの終わったゴムには種々のゴム配合剤を加え,2本ロールやバンバリーミキサーを用いて混練りして配合剤をゴム中へできるだけ均一に分散させる。配合剤の種類は多いが,おもなものは加硫剤,加硫促進剤,老化防止剤,充てん剤などであり,目的とするゴム製品の要求性能,原料ゴムの種類などによってそれぞれの種類や量などをきめる必要がある。…

※「ゴム配合剤」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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