ゴーシュ効果(読み)ゴーシュコウカ

化学辞典 第2版 「ゴーシュ効果」の解説

ゴーシュ効果
ゴーシュコウカ
gauche effect

エタン型の回転異性体では,アンチ形よりもゴーシュ形が不安定であるが,1,2-ジハロゲノエタンではゴーシュ形が安定であることから,S. Wolfはゴーシュ効果と名づけた.このことは,結合軸を形成する原子がどちらもヘテロ原子で,孤立電子対(非結合電子対)をもつヒドラジンのような化合物に広く認められる.これは,ヘテロ原子間の結合を形成する電子対を経由した,両孤立電子対の共鳴効果によると考えられる.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

夏の暑さに体が慣れること。数日から数十日間で起こる短期暑熱順化と、数年または数世代にかけて起こる長期暑熱順化とがある。→寒冷順化[補説]近年では、冷房設備の普及にともない短期暑熱順化が起こりにくくなっ...

暑熱順化の用語解説を読む