20世紀西洋人名事典 の解説
サイラス・ウイア ミッチェル
Silas Weir Mitchell
1829 - 1914
米国の精神病学者,小説家。
元・ペンシルベニア大学教授。
フィラデルフィア生まれ。
ジェファーソン医学校で学び、さらにパリに遊学、ベルナールに師事する。帰国後、ペンシルベニア大学教授となる。南北戦争ではターナー・レーン病院で神経外傷患者を診療し、「神経損傷とそれらの結果」(1872年)を著す。又、神経痛の治療に「ウェアー・ミッチェル法」を創案する。医学に従事するかたわら詩や小説を発表し、優れた天分を発揮する。作品に「ジョージ・デッドローの症例」(1866年)、「ローランド・ブレーク」(1886年)など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報