遊学(読み)ユウガク

精選版 日本国語大辞典 「遊学」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐がくイウ‥【遊学・游学】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 故郷を出て、他の土地・国へ行って学問すること。留学。
    1. [初出の実例]「沙門行善、負笈遊学、既経七歳」(出典:続日本紀‐養老五年(721)六月戊戌)
    2. 「生国はいづれ片田舎の者遊学の間四五年になれど江戸のことはむちゃ也」(出典:滑稽本・浮世床(1813‐23)初)
    3. [その他の文献]〔史記‐荀卿伝〕
  3. 学問をすること。また、学問をした人。〔史記‐始皇本紀〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「遊学」の読み・字形・画数・意味

【遊学】ゆうがく

故郷を出て学ぶ。

字通「遊」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android