さかむけ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「さかむけ」の意味・わかりやすい解説

さかむけ
さかむけ / 逆剥け

洗剤を使いすぎたり水仕事などで手の皮脂が洗い流され、皮膚が乾燥して荒れ、手の爪(つめ)の際の皮膚が指の根元のほうに向かって逆さにむけ、痛みを伴うことがあり、これをさかむけ、あるいはささくれという。むけた皮膚をていねいに根元で切り、刺激を避ける。特別な場合として、皮膚筋炎エリテマトーデス患者の手にみられることもある。

[伊崎正勝・伊崎誠一]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android