さがな者(読み)サガナモノ

デジタル大辞泉 「さがな者」の意味・読み・例文・類語

さがな‐もの【さがな者】

たちのよくない者。意地の悪い者。
「―、ねたういらへたなり」〈落窪・二〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「さがな者」の意味・読み・例文・類語

さがな‐もの【さがな者】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「さがな」は形容詞「さがない」の語幹 ) 手に負えない人。口やかましい者。性悪者。ろくでなし。
    1. [初出の実例]「この、母の女のさがなもの、宵迷ひして」(出典:平中物語(965頃)二七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む