サクシュコトニ川遺跡(読み)さくしゆことにがわいせき

日本歴史地名大系 「サクシュコトニ川遺跡」の解説

サクシュコトニ川遺跡
さくしゆことにがわいせき

[現在地名]北区北十七条西一三丁目

北海道大学構内の南東部から北西部に流れていた旧琴似ことに川の支流サクシュコトニ川とセロンベツ川の合流点にある遺跡。昭和五六年(一九八一)・同五七年に調査が行われ、五九〇〇平方メートルを発掘、続縄文時代中期後半(四世紀)から擦文時代(九世紀代)にかけての遺物が出土した。擦文時代の文化層からは竪穴住居跡五軒・土壙六基・集石遺構一基、焼土・炭化物集積、サケ科魚類を中心とする魚骨片やオオムギコムギキビアワシソアサアズキなどの栽培植物種子が多量に検出され、そこから「夷」の異体文字と思われる字が刻まれた土師器片が出土している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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