サクナ

デジタル大辞泉プラス 「サクナ」の解説

サクナ

沖縄県に自生するセリ科の植物。和名は「牡丹防風(ぼたんぼうふう)」。同県の伝統的農産物(島野菜)のひとつ。内臓器官に効果がある薬草として根を煎じて飲んだり、茎や葉を刻んで和え物にしたり、汁の実や天ぷらにするなどして食する。別名「長命草」。「サクナ」は沖縄本島での名称で、地域により「チョーミーグサ」「ウプバーサフナ」などともいう。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

グリーンランド

北大西洋にある世界最大の島。デンマーク自治領。中心地はヌーク(旧ゴートホープ)。面積217万5600平方キロメートルで、全島の大部分は厚い氷に覆われている。タラ・ニシンなどの漁業が行われる。グリーンラ...

グリーンランドの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android