サニブラウン・アブデル・ハキーム(読み)さにぶらうん・あぶでる・はきーむ(その他表記)Abdul Hakim Sani Brown

知恵蔵mini の解説

サニブラウン・アブデル・ハキーム

日本の陸上選手(短距離走)。1999年3月6日、ガーナ人の父とインターハイ出場経験のある日本人の母との間に福岡県で生まれる。小学校3年生で陸上を始め、城西大学附属城西中学校時代には、シドニー五輪代表の山村貴彦の指導を受けた。2014年10月の長崎国体100メートル走で優勝(10秒45)。15年5月の東京都大会では100メートルで10秒30を記録し、東京五輪に向けて公益財団法人日本陸上競技連盟がサポートする「ダイヤモンドアスリート」の1人に認定された。城西高等学校在学中の15年7月15日、世界ユース選手権(コロンビア・カリ)の男子100メートルで、大会新記録となる10秒28で優勝。同大会で19日には、男子200メートルでウサイン・ボルトの大会記録を上回る20秒34の大会新記録で優勝し2冠を達成した。同記録は日本高校記録の新記録であり、シニアでも日本歴代8位となる。

(2015-7-23)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

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