さのう

普及版 字通 「さのう」の読み・字形・画数・意味

【紗】さのう(なう)

うすぎぬのふくろ。〔拾遺記、二、周〕昭王水に淪(しづ)むにび、~祀を江に立つ。~春上巳の日に至り、祠に禊集(けいしふ)し、~或いは五色の紗り、或いは金鐵のを用ひ、竝びに水中に沈め、以て蛟(かうりゆう)水蟲をかす。

字通「紗」の項目を見る


【沙】さのう(なう)

沙袋。〔史記、淮陰侯伝〕韓信乃ち夜、人をして餘の(ふくろ)を爲(つく)らしめ、沙を滿し、水の上を壅(ふさ)ぐ。~且(りょうしよ)~信をひて水を渡る。信、人をして壅(ようなう)を決せしむ。水大いに至り、且の軍、大渡ることを得ず。

字通「沙」の項目を見る


【砂】さのう

すなぎも、鳥の胃。

字通「砂」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

関連語 項目

《料理されるためにまないたにのせられた魚の意から》相手のなすに任せるより方法のない運命のたとえ。まないたの鯉こい。[類語]俎板まないたの鯉こい・薬缶やかんで茹ゆでた蛸たこのよう・手も足も出ない...

俎上の魚の用語解説を読む