サバティカル・リーブ

大学事典 「サバティカル・リーブ」の解説

サバティカル・リーブ

大学教員としての資質向上を企図した,長期にわたる有給休暇。教育や管理運営の業務を免除され,国内外に長期滞在しての研究活動や書籍執筆などに費やされる。研究休暇とすることが多いが,教育ならびに管理運営の能力開発や政治任用などに充てることがある。欧米では研修休暇として企業等にも広く導入されている概念である。語源はギリシア語のsabatikos(7日間に1日の安息日)であり,各大学における規定では7年間の勤務を経て1年を上限に申請可能とするのが基本形である。そのためサバティカル・イヤーと呼ぶこともある。大学によっては,テニュア・トラックの教員のみに権利を認める事例もある。日本では,法人化前の国立大学教員について在外研修の制度があり,また1960年代から類似制度を有していた私立大学が存在する。近年は国公私の別なくサバティカル・リーブの制度化が進展しているが,実際に取得できるか否かは大学や部局の事情に依存しがちである。
著者: 齋藤芳子

出典 平凡社「大学事典」大学事典について 情報

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