サビール語(読み)サビールご(その他表記)Sabir language

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「サビール語」の意味・わかりやすい解説

サビール語
サビールご
Sabir language

中世に地中海地方,特にアフリカ北岸で通商などに用いられたピジン語イタリア語フランス語などのロマンス語派の諸言語が基盤になり,アラビア語などの単語が加わって成立した。なお,広義でピジン語と同義に用いることもある。 (→ピジン=クレオル語 )

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語 クレオル語

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android