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単語 たんご word

翻訳|word

6件 の用語解説(単語の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

単語
たんご
word

単に「語」ともいい,と並ぶ文法の基本的単位。しかし,その定義および認定は,意味,形,職能のいずれに重点をおくかによって異なる。ほぼ共通に認められる点は,意味の面,アクセントなどの音形の面で一つの単位としてのまとまりをもち,職能的にもほかの単語がなかに割込むことがなく,内部要素の位置を交換することが不可能で,常にまとまってほかの単語と文法的関係をもつことであろう。

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デジタル大辞泉の解説

たん‐ご【単語】

文法上、意味・職能をもった最小の言語単位。例えば「鳥が鳴く」という文は、「鳥」「が」「鳴く」の三つの単語からなる。日本語では自立語付属語に大別される。

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百科事典マイペディアの解説

単語【たんご】

言語の単位の一つ。一つのまとまった意味をもち,の構成成分となる。言語の最小自立単位。文を直接構成するのは文節であるとする立場では,単語は文節を直接構成する有意義の成分とされる。
→関連項目語幹語根語尾シンタクス

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世界大百科事典 第2版の解説

たんご【単語】

ことばの最も基本的な単位として,我々が日常的・直観的に思い浮かべるのが単語である。そして我々はこの単語を一定のルールに従って結合させ,より大きな単位であるを構成し,それを表出することによって,他人との間にコミュニケーションを成立させているのである。したがっていわばことばの基本的な〈駒〉として,日頃用いる辞典は単語を集めその意味を記したものという意識があるし,外国語の学習にあたっても,何はともあれ一定数の単語の習得が養成されるのである。

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大辞林 第三版の解説

たんご【単語】

言語単位の一。文構成の最小単位で、特定の意味、文法上の職能を有するもの。文を構成する直接の単位である、文節をさらに構成する。「花が咲いた」における「花」「が」「咲い」「た」の類。語。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

単語
たんご

一つのまとまりある意味を表し、独立した形で文法的働きをもつ言語の最小単位。単に「語」ともいう。語は、ローマ字のような表音文字表記の場合は、余白によって区分される単位として扱われる。Neko ga iru.は3語からなる文である。単語は一つのまとまりある意味をもつから、同じ「カワ」でも、水の流れる「川」と動植物の外側を覆う「皮」では意味が違うので、異なる語である。独立した形という点に問題がある、否定を意味するnaiも、kakanai「書かない」では語の一部をなす語尾であるが、takaku nai「高くない」では独立した語となる。kaka-naiのkaka-の部分は単独で発話をつくることのできない結合形式の形態素であって、次にくる-naiと結合してkakanaiの1語となる。したがって、この場合の-naiも独立性を失った語尾とみなされる。これに対し、takakuのほうは単独で発話として用いられるから自由形式である。そこで、takaku naiは2語からなる句である。このように、同じnaiが、語となる場合と語として扱われない場合とがある。その区別は分離性による。二つの要素の間に他の要素が挿入されれば、分離性があることになる。mo「も」という語をこれら二つの要素の間に差し入れてみると、kakamonaiとはいえないが、takaku mo naiとはいうことができる。すなわち、kakanaiのnaiは分離性がないので語ではなく、否定の語尾にすぎない。takaku naiのほうのnaiは分離性があるから語の資格をもつので、takakuとnaiの間に語の切れ目の余白を入れる。同じ規準からtonari no ko「隣の子」は3語からなる句であるが、takenoko「たけのこ」は1語である。「隣の小さい子」とはいえても、「たけの小さいこ」とはいえない。単語は文法的機能をもつ。「タカイ」「タカサ」における「イ」は形容詞を、「サ」は名詞を表す結合形式の形態素であって、これら語尾と結合した「タカイ」は形容詞、「タカサ」は名詞として文法的に働く。[小泉 保]

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世界大百科事典内の単語の言及

【言語】より

…人間同士の意思伝達の手段で,その実質は音を用いた記号体系である。〈ことば〉ということもあるが,〈ことば〉が単語や発話を意味する場合がある(例,〈このことば〉〈彼のことば〉)ので,上記のものをさす場合は,〈言語〉を用いた方が正確である。また,人間以外のある種の動物の〈言語〉をうんぬんすることも可能ではあるが,その表現能力と,内部構造の複雑さおよびそれとうらはらの高度な体系性などの点で,人間の言語は動物のそれに対して質的なちがいを有している。…

【シンタクス】より

…言語学の術語。単語が結びついてを構成する場合の文法上のきまり,しくみ。また,それについての研究,すなわち文の文法的構造の研究。…

【日本語】より

…こうした敬語法は朝鮮語に見られるだけである(例:等称mɔ‐ne〈たべる〉,上称mɔk‐sɯmnida〈おたべになる〉)。他にインドネシア語やタイ語,ベトナム語,ビルマ語のような東南アジアの諸語でも敬語は使用されているが,例えばタイ語の普通体はkin〈たべる〉であり,僧侶に対してはchǎn〈召し上がる〉を用いるといったように,原則的に別な単語が用意されている(なお,日本語でもこの場合の〈召し上がる〉といったような,別の単語が用意される場合もあるが,基本的には先にあげたような同一単語の形態的変化によっている)。こうした敬語法は東洋のモンスーン地帯に発達していて,朝鮮を除く大陸の諸言語には見られない現象である。…

【品詞】より

…文法用語の一つ。それぞれの言語における発話の規準となる単位,すなわち,文は,文法のレベルでは最終的に単語に分析しうる(逆にいえば,単語の列が文を形成する)。そのような単語には,あまり多くない数の範疇(はんちゆう)(カテゴリー)が存在して,すべての単語はそのいずれかに属している。…

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