サファーニーヤ油田(読み)サファーニーヤゆでん(英語表記)Safaniya oil field

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「サファーニーヤ油田」の意味・わかりやすい解説

サファーニーヤ油田
サファーニーヤゆでん
Safaniya oil field

エクソンモービル,スタンダード・オイル・オブ・カリフォルニア(のちのシェブロン),テキサコの 4社で構成されるアラムコが 1951年サウジアラビア北方の沖合いに発見した巨大油田。アラムコがペルシア湾最初の海底油田として開発した。クウェートとの分割地帯に位置するカフジ油田と同一構造。原油はアラビアンヘビーの名称で輸出されている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

放射冷却

地表面や大気層が熱を放射して冷却する現象。赤外放射による冷却。大気や地球の絶対温度は約 200~300Kの範囲内にあり,波長 3~100μm,最大強度の波長 10μmの放射線を出して冷却する。赤外放射...

放射冷却の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android