サベルヌ(読み)さべるぬ(その他表記)Saverne

デジタル大辞泉 「サベルヌ」の意味・読み・例文・類語

サベルヌ(Saverne)

フランス北東部、グラン‐エスト地方、バラン県の都市。ドイツ語名ツァーベルン。ストラスブール北西に位置し、ゾルン川とライン‐マルヌ運河が流れる。古代ローマ時代の街道沿いの駐屯地起源。18世紀末建造のロアン枢機卿の城館だった歴史博物館、ノートルダム生誕教会、レコレ教会などの歴史的建造物が残る。キルシュ、ビールの産地。1913年、普仏戦争後に駐留していたプロイセン将校と住民の間で衝突事件(ツァーベルン事件)が起こった。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「サベルヌ」の意味・わかりやすい解説

サベルヌ
さべるぬ
Saverne

フランス北東部、バ・ラン県の副県都。ドイツ名ツァーベルンZabern。ボージュ山脈への北側の進入路にあたり、アルザス低地とロレーヌ台地を結ぶサベルヌ峠の入口に位置する。人口1万1201(1999)。西側のサベルヌの森は4700ヘクタールを覆っている。ライン・マルヌ運河が通り、ストラスブールとナンシーを結ぶ国鉄幹線が経由する。砂岩採石場がある。金属製品、電気製品、キルシュ(桜桃酒)、ビールの産地。古代ローマの宿駅であったが、のちストラスブール大司教の所有地となった。18世紀末の城をはじめ、荘厳な教会の建物など、古い建築物が多い。博物館もある。1913年、アルザス人とドイツ軍部との間で、サベルヌ事件(ツァーベルン事件)とよばれる衝突が起きた。

[大嶽幸彦]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...

春隣の用語解説を読む