サマツ(読み)サマツ(その他表記)Tricholoma colossus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「サマツ」の意味・わかりやすい解説

サマツ(早松)
サマツ
Tricholoma colossus

キシメジ科キシメジ属のキノコ(茸)。夏秋の頃,マツ林に生じる。キノコは大型で傘の径 10~20cm。柄は太さ 3~5cm,高さ 6~12cmほどである。傘の表面は帯黄赤褐色,肉は白色,傷つくと薄い黄褐色になる。食用になる。四国九州に知られ,ヨーロッパにも分布記録がある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android