20世紀西洋人名事典 「サミュエルエイデ」の解説
サミュエル エイデ
Samuel Eyde
1866 - 1940
ノルウェーの電気技術者,工業化学者。
アーレンダール生まれ。
ベルリンの高校で建築工学を学んだ後、ドイツ、スカンジナビアで技師として働く。1903年クリスティアニア(現オスロ)大学のビルケランと共に空気中での放電による高温窒素酸化法を工業化し、ノルウェーでは安価だった水力発電を利用したこの製品はノルウェー硝石として販売された。’05年に創立した水力発電会社を経営したほかノルウェー議会議員やポーランド大使も務めている。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報