さもさも

精選版 日本国語大辞典 「さもさも」の意味・読み・例文・類語

さも‐さも

〘副〙 副詞「さも(然━)②」を強めたいい方。いかにもいかにも。まったくのところ。
滑稽本浮世風呂(1809‐13)四「沙魚売、福寿草売などが来て、さもさも元日めいた心もちだっけが
浮雲(1887‐89)〈二葉亭四迷〉二「さもさも苦々しさうに口の中で『馬鹿奴…』と言った」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android