サヤトノバ(その他表記)Sayat-Nova

改訂新版 世界大百科事典 「サヤトノバ」の意味・わかりやすい解説

サヤト・ノバ
Sayat-Nova
生没年:1712-95

アルメニアの代表的詩人。本名アルチュン・サヤジャンArutyun Sayadyan。ティフリス(現,トビリシ)のアルメニア職人の子。吟誦詩人として名声を得,グルジアのイラクリ2世に招かれるが,貴族と衝突して追われ,1768年,修道生活に入る。ティフリスに侵入したペルシア軍により殺害された。愛を主題とし,愛する人への思慕の情をうたった詩が多く,後のアルメニア,グルジア,アゼルバイジャン文学に大きな影響を与えた。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 清治 高橋

日本の年中行事。年末に天井や壁にたまった煤を取除き大掃除をすること。近年は正月休みに入る 12月 29日とか 30日が多いが,伝統的には 12月 13日に行なった。この日は正月を迎えるための準備を開始...

煤払いの用語解説を読む