思慕(読み)シボ

デジタル大辞泉 「思慕」の意味・読み・例文・類語

し‐ぼ【思慕】

[名](スル)思いしたうこと。恋しく思うこと。「思慕の念をいだく」「亡き母を思慕する」
[類語]愛する惚れる恋する好くめる焦がれる思う慕う愛慕する惚れこむれる見惚れる惚れ惚れ一目惚れ懸想けそう目尻を下げる思いを掛ける気がある惚れっぽい多情浮気移り気気が多い熱し易く冷め易い気移り心移り色気違いマダムキラーレディーキラー好き者助平すけべい漁色女好き男好きプレーボーイ女たらし女殺し好色好色家色好み鼻下長びかちょう手が早いちゃら浮気者艶福艶福家放蕩ほうとう蕩児とうじ遊蕩ゆうとう色魔女狂い男狂い恋愛愛恋あいれん恋情れんじょう恋慕れんぼ眷恋けんれん色恋いろこい慕情ぼじょうラブアムールアモーレロマンス恋心初恋狂恋悲恋片恋片思い岡惚れ横恋慕失恋

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精選版 日本国語大辞典 「思慕」の意味・読み・例文・類語

し‐ぼ【思慕】

  1. 〘 名詞 〙 なつかしく思うこと。恋い慕うこと。
    1. [初出の実例]「仍作件歌以陳思慕之意」(出典万葉集(8C後)一七・三九一四・左注)
    2. 「ロメオに自然なる一種の思慕(シボ)ある事を」(出典:『歌念仏』を読みて(1892)〈北村透谷〉)
    3. [その他の文献]〔史記‐韓安国伝〕

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普及版 字通 「思慕」の読み・字形・画数・意味

【思慕】しぼ

思いしたう。魏・曹植〔丁儀に贈る〕詩 思す、陵の子(呉の季礼) 寶劍、惜しむに非ざるを 子(し)其れ爾(なんぢ)の心を(やす)んぜよ 親、義(うす)からず

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