サラスヴァティー(その他表記)Sarasvatī

山川 世界史小辞典 改訂新版 「サラスヴァティー」の解説

サラスヴァティー
Sarasvatī

インドパンジャーブを流れていた川で,前1千年紀に乾き上がった。神格化され,『リグ・ヴェーダ』では数少ない女神。ヴェーダ祭式を解釈するブラーフマナで言葉ヴァーチュと同一視され,学問技芸の神となる。仏教にも取り入れられ,弁才天(べんざいてん)として知られる。現在のインドでは学生たちが中心に,春にサラスヴァティー・プージャーという祭礼を行っている。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む