サラセニア科(読み)サラセニアか

精選版 日本国語大辞典 「サラセニア科」の意味・読み・例文・類語

サラセニア‐か‥クヮ【サラセニア科】

  1. 〘 名詞 〙 双子葉植物の科名。世界に三属一七種あり、北米の太平洋岸、大西洋岸、南米ギアナに隔離分布する草本。葉はロゼット葉で中空の円柱形をなし、先端は小さな蓋状に変形している。花は花茎の先端に一個かまたは少数個が総状花序をなし(あるいは三個の小苞葉があり)、両性萼片花弁は五。時に花弁を欠く。雄しべは多数。子房上位で三~五室。各室に多数の卵子を持つ。この仲間は観賞用に鉢栽培される。へいしそうか。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android