精選版 日本国語大辞典 「さらばう」の意味・読み・例文・類語 さらば・うさらばふ 〘 自動詞 ハ行四段活用 〙① 風雨にさらされて骨だけになる。さらぼう。〔書言字考節用集(1717)〕[初出の実例]「司馬李云白骨貌有二枯形一也とあるを前輩さらはふとよめる。意はされかうべの義也」(出典:俚言集覧(1797頃))② やせて骨が目立つ。やせ衰える。さらぼう。[初出の実例]「ヤセ sarabau(サラバウ)」(出典:改正増補和英語林集成(1886))③ あるがままにしておく。すてておく。[初出の実例]「行くへが知れにゃア、いい加減にさらばひ置いて、どうだ、相談する気はないか」(出典:歌舞伎・蝶鶼山崎踊(1819)三幕)④ 膝と手を地面に付け、はって前へ進む。〔和訓栞(1777‐1862)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例