山川 世界史小辞典 改訂新版 「サリカ法」の解説
サリカ法(サリカほう)
Lex Salica
フランク,サリ支族の法(典)で,ゲルマン諸部族法のなかで最も重要。70章,刑法,訴訟法が主内容(一部は民法)。主にフランス地方に行われた。クローヴィス治下で編纂,カール大帝のときに改修された。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報
フランク,サリ支族の法(典)で,ゲルマン諸部族法のなかで最も重要。70章,刑法,訴訟法が主内容(一部は民法)。主にフランス地方に行われた。クローヴィス治下で編纂,カール大帝のときに改修された。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報
…フェルナンド7世には嫡子がなかったため,後継者は弟ドン・カルロスCarlos María Isidro de Borbón(1788‐1855)と目されていた。だが兄王は晩年,娘イサベル(後の2世)が誕生するにあたり,1713年以来用いられてきた女子相続を否定するサリカ法を廃棄した(1830)。王位継承権を喪失したドン・カルロスは,兄王の死を契機に正統の継承権を主張してカルロス5世を名のり,彼を擁立しようとする人々(カルリスタCarlistas)とともに,イサベル2世と摂政の皇太后マリア・クリスティナを相手どって蜂起。…
※「サリカ法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...