現代外国人名録2016 「サリム・アハメドサリム」の解説
サリム・アハメド サリム
Salim Ahmed Salim
- 職業・肩書
- 政治家,外交官 元アフリカ統一機構(OAU)事務局長,元タンザニア首相
- 国籍
- タンザニア
- 生年月日
- 1942年1月23日
- 出生地
- ザンジバル・ペンパ島
- 学歴
- ルムンバ大学,コロンビア大学,デリー大学卒
- 経歴
- 大学時代ザンジバル島の独立運動にリーダーとして身を投じる。1963年全ザンジバル・ジャーナリスト組合書記長。’64年アフリカ大陸側のタンガニーカと連合して現在のタンザニアが建国された年に、21歳で駐アラブ連合共和国大使に抜擢される。以来駐インド弁務官、駐中国・北朝鮮大使などを経て、’70年から10年間国連大使を務める。その間’79年第34回国連総会議長。その後、’80〜84年タンザニア外相、’84〜85年首相、’86〜89年副首相兼国防相などを歴任。’81年には国連事務総長選に立候補。’89年7月東アフリカ出身者としては初めてアフリカ統一機構(OAU)事務局長に就任。パン・アフリカニズムを掲げ、独立解放に大きな役割を演じる。’97年6月3選。2001年7月退任。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報