精選版 日本国語大辞典 「外交官」の意味・読み・例文・類語
がいこう‐かん グヮイカウクヮン【外交官】
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
大使、公使などの外交使節(外交使節団の長)とその主要な随員である外交職員をいう。「外交関係に関するウィーン条約」(1961年採択、64年発効)によれば、外交職員とは外交使節とともに外交事務に従事する者で、国によって呼称が同一というわけではないが、日本では参事官、一等・二等・三等書記官、および外交官補など(外務公務員法)である。また、以上のような国を代表して外国(接受国)に常駐する者のほか、国際会議や特別な任務のために派遣される政府代表や全権委員および特派大使とその顧問・随員なども一時的に外交官として扱われる。外交官には、その任務の能率的な遂行のために、外交特権が与えられており、外交官としての身分が国際的に保障されている。しかし同時に外交官は、その活動にあたり接受国の法令を尊重しなければならず、とくに接受国の国内問題に介入してはならない。また外交官は、接受国において個人的営利のための職業活動や商業活動をしてはならない。わが国の場合外交官になるためには、原則として、国家公務員Ⅰ種試験および外務省専門職員採用試験に合格し、一定期間の研修を受けなければならない。
[広部和也]
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…ニコルソンH.Nicolson(1886‐1968)は《外交》(1963)の中で,外交と外交政策とがしばしば混同して使用されている点に注意を喚起し,交渉としての外交に限定して論議を進めるが,ここでは外交政策についても若干触れることにする。
【外交形態の変化】
[宮廷外交の時代]
交渉としての外交は,人類社会とともに長い歴史をもつが,今日見られるような職業外交官や外交の慣行・儀礼,またその行動の規範となる国際法が出現したのは,中世の終りのイタリアの都市国家においてであるといわれる。しかし華々しく外交が開花したのは,16世紀から18世紀にかけての絶対主義王朝期の西欧においてであり,そこではロマンに満ち,陰謀の渦巻く〈宮廷外交〉がくりひろげられた。…
※「外交官」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報
他の人にすすめること。また俗に、人にすすめたいほど気に入っている人や物。「推しの主演ドラマ」[補説]アイドルグループの中で最も応援しているメンバーを意味する語「推しメン」が流行したことから、多く、アイ...
11/10 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/26 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典を更新
10/19 デジタル大辞泉プラスを更新
10/19 デジタル大辞泉を更新
10/10 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
9/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新