サルティヨ(その他表記)Saltillo

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「サルティヨ」の意味・わかりやすい解説

サルティヨ
Saltillo

メキシコ北部,コアウイラ州の州都。同州南東部,東マドレ山脈中の標高約 1600mの高原にある。農牧地帯の商工業中心地で,農産物の集散を行うほか,毛織物,編物製品,製粉,化学,農業機械などの工業が立地。特にサラペと呼ばれる肩掛けなどにする毛織物で有名。 1575年スペイン人によって建設された古い町であるが,18世紀建造の美しい大聖堂以外,植民地時代の建物はほとんど残っていない。涼しく乾燥した気候に恵まれるため,夏の保養地としても知られる。コアウイラ大学 (1867) 所在地。近くに金,銀,銅,鉛,亜鉛,鉄,石炭などの鉱山がある。交通の要地で,道路が四通し,アメリカ合衆国との国境の町ピエドラスネグラスとメキシコ市を結ぶ幹線鉄道が通る。人口 44万 845 (1990推計) 。

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