さるにより

精選版 日本国語大辞典 「さるにより」の意味・読み・例文・類語

さるに より

  1. 先行事柄の当然の結果として、後続の事柄が起こることを示す。理由を示す。そういうわけで。それゆえ。さるによりて。さるによって。
    1. [初出の実例]「あるるいくさ・けだものも、このぬしにはしづまりぬ。さるによりなん、朝廷(おほやけ)も捨て給はざりける」(出典:宇津保物語(970‐999頃)藤原の君)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android