ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「サンガ川」の意味・わかりやすい解説 サンガ川サンガがわSangha アフリカ大陸中西部の川。コンゴ川の支流。中央アフリカ共和国北西部のカレ山地に源を発するマンベレ川,カデイ川がノラで合流してサンガ川となり,225km南流してカメルーンとの国境を形成しながらコンゴ共和国に入り,ウエソーを経てほぼ南南東に 362km流れ,ロケレラ付近でコンゴ川に注ぐ。ウエソー下流は一年中航行可能,ノラまでは渇水期以外は航行可能で,河川運輸路として重要。川の流れる 3ヵ国の隣接する国立公園を含む 7500km2の区域が,2012年世界遺産の自然遺産に登録された。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by