日本大百科全書(ニッポニカ) 「サンタ・バーバラ鉱山」の意味・わかりやすい解説 サンタ・バーバラ鉱山さんたばーばらこうざんSanta Bárbara メキシコ北部、チワワ州の南部に位置する鉱山。シエラ・マドレ山脈中の高原にあり、古くから金、銀、銅、鉛などが採掘されていた。マグマ起源による深熱水鉱床で、ジュラ紀の頁岩(けつがん)を母岩として銅、鉛、亜鉛、銀を産出する。立坑により開坑した坑内掘りで、機械化カット・アンド・フィル法およびサブレベル法で採鉱し、浮選で選鉱している。採鉱能力、選鉱能力ともに日産3000トンである。[房村信雄] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例