サンタ・マリア火山
さんたまりあかざん
Santa Maria
中央アメリカ、グアテマラ南西部にある安山岩の成層火山。標高3772メートル。1902年の大噴火(噴出物総量約5.5立方キロメートル)では犠牲者6000人を出したといわれている。以来1999年までに十数回噴火した。すべて山腹での爆発型噴火であるが、火砕流、火山泥流、溶岩流や溶岩円頂丘(1922年寄生火山サンチャギトSantiaguito誕生)も生じやすい。
[諏訪 彰]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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