サンタ・マリア火山(読み)さんたまりあかざん(その他表記)Santa Maria

日本大百科全書(ニッポニカ) 「サンタ・マリア火山」の意味・わかりやすい解説

サンタ・マリア火山
さんたまりあかざん
Santa Maria

中央アメリカ、グアテマラ南西部にある安山岩成層火山。標高3772メートル。1902年の大噴火(噴出物総量約5.5立方キロメートル)では犠牲者6000人を出したといわれている。以来1999年までに十数回噴火した。すべて山腹での爆発型噴火であるが、火砕流火山泥流溶岩流溶岩円頂丘(1922年寄生火山サンチャギトSantiaguito誕生)も生じやすい。

諏訪 彰]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android