スペイン北西部のサンチャゴデコンポステーラ(Santiago de Compostela)旧市街のスペイン広場にある大聖堂(カテドラル)。聖ヤコブ(スペイン語ではサンチャゴ)の遺骸があることから、12世紀にローマ教皇により巡礼地に定められ、ロマネスク様式の聖堂の建設が行われた。以来、ローマ、エルサレムと並ぶカトリックの有名な巡礼地となった。この巡礼地を訪れると「コンポステーラ」と呼ばれる証明書が授与された。これがサンチャゴデコンポステーラという地名の由来でもある。◇旧市街の建造物とともに、世界遺産に登録されている。