サンデ結社

デジタル大辞泉プラス 「サンデ結社」の解説

サンデ結社

西アフリカに住む一部先住民部族女性のみによる排他的結社。一定年齢に達した少女加入儀礼を経てメンバーとなる。地域によっては「ブンドゥー結社」と呼ぶ。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

世界大百科事典(旧版)内のサンデ結社の言及

【仮面】より

…それぞれの結社は,地域の首長領を横断して組織され,社会生活上も重要な役割を果たしている。サンデ結社は,もともとの土地の支配者たる〈水の霊〉とされるゾグベの仮面を核とし,3年間社会を統制し,秩序と豊饒をもたらすとされる。3年の間は,社会は女性の支配に服し,その間に地域の各単位でゾグベの出現する祭礼が行われる。…

※「サンデ結社」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android