サンデ結社

デジタル大辞泉プラス 「サンデ結社」の解説

サンデ結社

西アフリカに住む一部先住民部族女性のみによる排他的結社。一定年齢に達した少女加入儀礼を経てメンバーとなる。地域によっては「ブンドゥー結社」と呼ぶ。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

世界大百科事典(旧版)内のサンデ結社の言及

【仮面】より

…それぞれの結社は,地域の首長領を横断して組織され,社会生活上も重要な役割を果たしている。サンデ結社は,もともとの土地の支配者たる〈水の霊〉とされるゾグベの仮面を核とし,3年間社会を統制し,秩序と豊饒をもたらすとされる。3年の間は,社会は女性の支配に服し,その間に地域の各単位でゾグベの出現する祭礼が行われる。…

※「サンデ結社」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android