アフリカ大陸の西部、サハラ砂漠以南の地域の総称。内陸部はサハラ砂漠の南縁にサヘル地域が東西に横断し、ステップ、サバナ地帯であるが、大西洋沿岸地域は熱帯雨林地帯である。古代、中世には、ガーナ、マリ、ソンガイの諸帝国がニジェール川上流地域に沿って繁栄し、沿岸地域ではベニン、アサンテなどの王国が栄えた。19世紀末にはリベリア(1847年独立)以外の地域は、フランス、イギリス、ポルトガルの植民地となったが、1960年代に大半の地域が独立した。現在はモーリタニア、セネガル、ガンビア、ギニア、ギニア・ビサウ、カーボベルデ、シエラレオネ、リベリア、コートジボワール、マリ、ブルキナ・ファソ、ガーナ、トーゴ、ベナン、ナイジェリア、ニジェールの16か国がこの地域に属し、西アフリカ諸国経済共同体をつくっている。
[中村弘光]
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