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加入儀礼 かにゅうぎれいinitiation ceremony

世界大百科事典 第2版の解説

かにゅうぎれい【加入儀礼 initiation ceremony】

入社式またはイニシエーション儀礼ともよばれる。男子結社秘儀的集団に加入するために行われる通過儀礼のひとつであり,この儀礼を通過することによって,加入後に集団のさまざまな地位・権利・特権を獲得することができる。比較的小人数に対して同時に行われる場合が多く,秘儀性をともなうことが最も重要な特徴である。したがって,成年(人)式または成熟祝puberty ritualと加入儀礼とは区別する必要がある。前者は,人の一生における重要なできごととしての思春期を強調はするが,明確な社会集団への加入をもたらすことはない。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内の加入儀礼の言及

【毒】より

… 〈毒使い〉としてのシャーマンの仕事はほかにもある。世界各地にみられる加入儀礼もしばしばシャーマンや他の宗教職能者によってつかさどられる。その際行われる新参者に対する試練には,たびたび毒虫や毒草によるものがみられるからである。…

※「加入儀礼」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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