最新 地学事典 「サント・トーマスⅡ鉱山」の解説
サント・トーマスツーこうざん
サント・トーマスⅡ鉱山
Santo Tomas Ⅱ mine
フィリピン,ルソン島バギオ地域にある斑岩銅・金鉱山。第三系火山岩類に更新世の石英閃緑岩類が貫入。鉱化は被貫入岩側に70%,貫入岩内に30%。鉱体は垂直シリンダー型。金に富む斑岩銅鉱床の代表例。白金族鉱物を含む。鉱化年代は1.5Ma。硫化鉱物総量1.2%で黄鉄鉱,黄銅鉱,斑銅鉱が主。磁鉄鉱が多い(8%)。鉱量449Mt(Cu 0.38%,Mo 0.0005%,Au 0.7 ɡ/t,Ag 1.5 ɡ/t)。鉱床南西約900mには石英閃緑斑岩に銅・金鉱化作用を伴うSouthwest鉱床が位置。鉱化年代は3.5Ma。鉱床上部はダイアトリームに覆われる。
執筆者:石原 舜三・渡辺 寧
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

