サンニコラスデロスアロヨス(英語表記)San Nicolás de los Arroyos

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

サンニコラスデロスアロヨス
San Nicolás de los Arroyos

アルゼンチン中部,ブエノスアイレス州北端部の都市。首都ブエノスアイレスの北西約 200km,パラナ川下流部右岸に位置する河港都市。 1748年建設。 1852年5月リオデラプラタ合州国の各地の代表によりサンニコラス協定が結ばれた地で,同協定に基づいてサンタフェで制憲会議が開かれ,アルゼンチン連邦が発足した。主産業は河川貿易で,トウモロコシ羊毛牛肉などを積出す。食品加工を中心とした軽工業が立地するほか,銑鋼一貫製鉄所や首都,サンタフェなどに送電する大火力発電所がある。首都と鉄道,道路,水路で連絡。人口9万 8495 (1980) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android