サンボーン石(読み)サンボーンせき

最新 地学事典 「サンボーン石」の解説

サンボーンせき
サンボーン石

sanbornite

化学組成Ba2(Si4O10)の鉱物。直方晶系,空間群Pmcn, 格子定数a0.7688nm, b0.4629, c1.3523, 単位格子中4分子含む。板状結晶の集合。無~白色,半透明,真珠光沢。劈開{001}に完全,{100}に明瞭。硬度5,比重3.77。薄片では無色,屈折率α1.598, β1.617, γ1.625, 2V(-)67°。米国カリフォルニア州の層状バリウム珪酸塩鉱床などからギレスパイト(gillespite, BaFeSi4O10)・毒重土石(witherite, BaCO3)・石英などに伴う。日本では愛媛県古宮鉱山の変成マンガン鉱床から石英・セラン石などと産出するといわれている。名称は米国の鉱物学者F.Sanbornにちなむ。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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