サードハンドスモーク(読み)さーどはんどすもーく(その他表記)third-hand smoke

知恵蔵mini 「サードハンドスモーク」の解説

サードハンドスモーク

残留タバコ成分及びそれが他物質と反応して発生した有害物質を吸入すること、またそれにより起こりうる健康被害の概念のこと。三次喫煙、残留受動喫煙とも言う。喫煙者の呼気・毛髪・衣服、喫煙した部屋にある物などが、サードハンドスモークの原因となる。能動喫煙を「ファーストハンドスモーク」、受動喫煙を「セカンドハンドスモーク」と呼ぶことから、米国ボストンの小児病院の医師が初めて使った言葉とされる。日本では、10年に厚生労働省が通達した「受動喫煙防止対策について」の中で「残留たばこ成分」との名称で初めて採用した。17年には、九州看護福祉大学らの研究グループがサードハンドスモークに関する初の全国調査を行っている。

(2017-5-18)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

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