サーバー統合(読み)サーバートウゴウ

デジタル大辞泉 「サーバー統合」の意味・読み・例文・類語

サーバー‐とうごう〔‐トウガフ〕【サーバー統合】

企業などのコンピューターシステムにおいて、複数サーバー統合して、運用保有に関するコストを削減すること。台数を集約する物理的統合のほか管理ソフトを使用したり複数のオペレーションシステムを実行したりして行う論理的統合(仮想化統合)などの手法がある。

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ASCII.jpデジタル用語辞典 「サーバー統合」の解説

サーバー統合

仮想化ソフトウェアを利用し、複数のサーバーを1台に集約すること。具体的には、現在の複数のサーバーの「機能」を統合するのではなく、1台のサーバー上に仮想サーバーを複数つくり出し、その個々のサーバーに機能を「引越し」する。管理上では、複数サーバーがそこにあるかのように見えるため、管理方法を変更する必要がないといったメリットがある。また、ひとつのサーバー機能にソフトウェア的な障害が発生しても、ほかのサーバー機能に障害を及ぼしにくい。同時に、1万時間に1回故障するサーバーなら、10台あれば1000時間に1台は故障している計算になるが、1台に集約すれば、故障の発生そのものは少なくなる。

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