サーマッラー遺跡(読み)サーマッラーいせき(その他表記)Sāmarrā

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「サーマッラー遺跡」の意味・わかりやすい解説

サーマッラー遺跡
サーマッラーいせき
Sāmarrā

イラク中部,チグリス左岸にある先史時代~古代イスラム期の遺跡。 1911年に E.ヘルツフェルトらによって発掘され,イスラム時代の首都の建築址の下層墓地から数多くの遺物が出土した。特に彩文土器は「サーマッラー式」と名づけられ,形式,装飾ともすぐれている。中部メソポタミアにおけるハッスーナ期にあたる数少い遺跡の一つとなっている。サーマッラーの尖塔 (ミナレット) はジッグラトを模したものとされる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

1 食肉目クマ科の哺乳類の総称。全般に大形で、がっしりした体格をし、足の裏をかかとまで地面につけて歩く。ヨーロッパ・アジア・北アメリカおよび南アメリカ北部に分布し、ホッキョクグマ・マレーグマなど7種が...

熊の用語解説を読む