法則の辞典 「サーマルピンチ効果」の解説 サーマルピンチ効果【thermal pinch effect】 アーク放電路を,空冷または水冷方式で強制的に冷却したとき,生じたプラズマ柱が細く絞られる現象.「熱的ピンチ効果」とも呼ばれる.プラズマでは電気的エネルギーの供給を受け,熱伝導や対流などで失われる熱エネルギー損失と釣り合った状態にあるのだが,冷却を受けると,熱エネルギー損失が大きくなるので,表面積を小さくして釣合をとるために径が小さくなる. 出典 朝倉書店法則の辞典について 情報