さ寝さ寝(読み)サネサヌ

デジタル大辞泉 「さ寝さ寝」の意味・読み・例文・類語

さね‐さ・ぬ【さ寝さ寝】

[動ナ下二]たびたび寝る。特に、共寝をたび重ねる。
川上の根白高萱あやにあやに―・ねてこそことに出にしか」〈・三四九七〉

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関連語 自動詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「さ寝さ寝」の意味・読み・例文・類語

さね‐さ・ぬ【寝寝】

  1. 〘 自動詞 ナ行下二段活用 〙 ( 動詞「さぬ」を重ねたもの ) 何回も寝る。また、男女がいっしょにたびたび寝る。
    1. [初出の実例]「川上の根白たかがやあやにあやに左宿左寝(サねサね)てこそ言(こと)に出(で)にしか」(出典万葉集(8C後)一四・三四九七)

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