ザカリヤの頌(読み)ザカリヤのしょう(その他表記)Benedictus; song of Zechariah

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ザカリヤの頌」の意味・わかりやすい解説

ザカリヤの頌
ザカリヤのしょう
Benedictus; song of Zechariah

「祝すべきかな,主なるイスラエルの神」 Benedictus Dominus,Deus Israelの句で始る賛歌ベネディクツスともいう。『ルカによる福音書』1章 68~72にあり,マグニフィカト,ヌンク・ディミティスとともに福音の3賛歌の一つである。祭司ザカリヤが,その子ヨハネの割礼のとき,罰を許され再び口がきけるようになって語った賛歌。ローマ典礼では,聖務日課の讃課のとき一年中唱えられる。聖公会やルター派教会では,朝の礼拝に用いられる。

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