現代外国人名録2016 「シェイクハシナ」の解説
シェイク ハシナ
Sheikh Hasina
- 職業・肩書
- 政治家 バングラデシュ首相,アワミ連盟(AL)党首
- 国籍
- バングラデシュ
- 生年月日
- 1947年9月28日
- 出生地
- 東パキスタン・ゴパールガンジ・タンギバラ村(バングラデシュ)
- 本名
- ハシナ・ワゼド,シェイク〈Hasina Wajed,Sheikh〉
- 学歴
- ダッカ大学〔1970年〕卒
- 経歴
- ムジブル・ラーマン初代大統領の長女。著名な物理学者ワゼド・ミアと結婚。1971年より西パキスタン占領軍により拘束される。’75年8月父のラーマン大統領が殺害されたクーデターでは西ドイツにいて難を逃れ、インドに亡命。’81年2月アワミ連盟(AL)党首に選出され5月帰国。’86年バングラデシュ国会議員。’91年3月の総選挙ではカレダ・ジア率いるバングラデシュ民族主義党(BNP)に敗れた。’96年6月総選挙で第1党となり、首相に就任。アワミ連盟が政権の座につくのは父親が暗殺されて以来21年ぶり。懸案だったインドとのガンジス川の水配分問題を解決したが、一方で政権は汚職で腐敗し、2001年7月選挙管理内閣発足で退陣。10月の総選挙に敗北。のち、ジア政権の下で最大野党・アワミ連盟党首として政治活動を続ける。2007年7月国の事業受注の見返りに金を恐喝した容疑で逮捕されたが、1年後仮釈放。2008年12月議会選でALが圧勝し、2009年1月首相に返り咲く。2014年1月の選挙でもALが勝利し、同月3度目の就任。米経済誌「フォーブス」の“世界で最もパワフルな女性100人”ランキングで2015年59位に選ばれる。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報