懸案(読み)ケンアン

デジタル大辞泉 「懸案」の意味・読み・例文・類語

けん‐あん【懸案】

前から問題になっていながら、まだ解決されていない事柄。「懸案事項」「年来の懸案
[類語]問題原案たたき台代案対案試案腹案法案草案私案素案成案決議案愚案新案良案妙案名案アイデア案件けん一件本件別件事案課題題目本題論題論点争点テーマプロブレム難しいかた困難至難難航難渋お手上げ難題難問難事難関関門狭き門登竜門

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「懸案」の意味・読み・例文・類語

かけ‐づくえ【懸案】

  1. 〘 名詞 〙 神前に物を供えるのに用いた机。
    1. [初出の実例]「懸案。長五尺八寸、広一尺八寸、高二尺五寸、左右著朸長各八尺」(出典:延喜式(927)三四)

けん‐あん【懸案】

  1. 〘 名詞 〙 以前から問題とされながら、まだ結論が出ていない案件。また、予定されていながら、いまだに解決・実現されていないことがら。〔現代新語辞典(1919)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「懸案」の読み・字形・画数・意味

【懸案】けんあん

未決の件。

字通「懸」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

ゲリラ豪雨

突発的に発生し、局地的に限られた地域に降る激しい豪雨のこと。長くても1時間程度しか続かず、豪雨の降る範囲は広くても10キロメートル四方くらいと狭い局地的大雨。このため、前線や低気圧、台風などに伴う集中...

ゲリラ豪雨の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android