シェーベン(その他表記)Scheeben, Matthias Joseph

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「シェーベン」の意味・わかりやすい解説

シェーベン
Scheeben, Matthias Joseph

[生]1835.3.1. ボン近郊メッケンハイム
[没]1888.7.21. ケルン
19世紀ドイツの代表的神学者の一人。ケルン教区神学校教義学教授。ローマのグレゴリアナ大学在学時よりギリシア教父に親しみ,他方中世全期の思想家の研究に進み,徹底的かつ該博な知識を得た。 1858年司祭に叙階。同時代のカトリック内外の神学,哲学とも広く接しながら,信仰と知識の恩恵のもとにおける一致,キリストと教会との有機的一体性の視点のもとに体系的,独創的な神学思想を展開した。主著『キリスト教の神秘』 Mysterien des Christentums (1865) ,『カトリック教義学概論』 Handbuch der katholischen Dogmatik (6巻,73~87) があり,教会雑誌の編集者としても活躍した。

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